2016.12.21
もちつき会をしました
昔は年末になると田舎の家からは
朝早くから湯気の上がるいい匂いが漂ってきたり、
ペッタンペッタンともちつきの音が聞こえてきたものです。
今は「きね」と「うす」を使ったりもちつき機でお餅をつく家がどれくらいあるのでしょうか?
そこで掛川中央幼保園では開園当初から日本の伝統文化の
「継承」と「食育」から「もちつき」を行っています。
前日にもち米を研いで準備。家でもやっているので上手でした。
ホールに準備し明日を待つばかりです。
木のうす2つと電動もちつき機2つ設定し16升のもち米で
あんこもち400個、きなこもち400個をつくります。
保護者会役員のお母さんたちの準備が始まりました。
1パックのあんから50個均等に分けられるかな?
きな粉の甘さはちょうどよくできました。
今年の年長児のきなこはにこにこ畑でとれた大豆で手作りしました。
ホットプレートで20分ぐらい炒ってミキサーのミル容器で
粉末にすると「きなこ」が出来上がりました。
きなこ本来のいいにおいが「ぷ~ん」としました。
厨房のもち米が蒸し上がって来たので早速始まりました。
役員のお父さんが軽くついてから子どもたちの出番です。
いよいよ年長児のもちつき開始です。
ちびっこきねを高くふり上げて「ペッタン!ペッタン!」
お父さんに手伝ってもらわなくても一人でつけます。
うすの回りに乳児~年中さんまで「ヨイショ!ヨイショ!」の声が
ホールに響いていました。
先生達も子どもに負けじと大きなきねで力を入れてついています。
最後は「つき手」と「手返し」の絶妙なコンビで仕上げ!
おもちがつけたかなと覗いています。
サァー、いよいよお母さんたちの出番です。
2升のおもち100個に切り分け幼児クラスへ!
急がないと固くなってしまうので大急ぎ。
なかなか均等にするのはむつかしいです。
しかし経験者は上手!
きなこもちはお湯にくぐらせてから2回きな粉をつけてでき上がり!
ホールから届いたおもちとあんで自分であんこもち作り。
サァーおもちをのばして、のばして中にあんこを入れます。
年少さんだって上手にできたよ。
「見て見ておもちがビヨ~ンてのびたよ」
「すごーくおいしいよ」
年中さんも真剣な顔でおもちを伸ばしています。
「かしわもちみたいな形だけど、できたよ」
「いただきま~す」みんないい顔。
年長さんは3回目だから上手にあんこもちができたかな?
給食の時食べました。「おいしい顔ってこんな顔?」
保護者会役員さんには午前中手伝っていただき無事全員分のおもちを作ることができました。
ご協力ありがとうございました。
(石&佑)