2018.11.09
人形劇団「プーク」の公演がありました
11月2日(金)人形劇団「プーク」の公演があり、
全園児がホールに集合して観劇しました。
人形劇団「プーク」は日本でも屈指の有名な劇団であり、
創立以来ずっと続いています。
1作目は「しちめんちょうおばさんのこどもたち」
沼のほとりを散歩していたしちめんちょうおばさんが3つのタマゴを
見つけました。卵からかえったクーキー、ケーキー、ホーキー。
その日からかわいい子どもたちとしちめんちょうおばさんの
おかしくたのしい毎日がはじまりました。
3匹は大きくなり、まがもになってしちめんちょうおばさんと
さようならをして旅立ってきました。
2作目はグリム童話の1ぱつ9のごうけつハンスのお話です。
ある日、ジャムに群がるハエを1ぱつで9匹退治したことから
「1ぱつ9のごうけつハンス」という名前をつけました。
老人に山に住む3人の大男にお姫さまがさらわれてしまう
と話を聞き、山へ登っていきました。
アレッ!ハンスが何かの上に寝ています。
それは2人の大男でした。金づちと小鳥をつかってやっつけました。
ホッとしたのもつかのま、またまた大きな大男が登場してきましたよ。
ハンスとの戦いでは「ガンバレハンス、ガンバレハンス」と
子ども達から大きな応援の声がホールにひびきわたりました。
大男をやっつけたハンスとお姫さまはラブラブに・・・。
次々と変化する場面展開や出演者の動きに子どもたちはくぎづけでした。
公演後・・・
ハンスもお姫さまもペンダントのプレゼントをもらい、大喜び。
ホールから出る時、ハンスとお姫さまが子ども達を見送ってくれました。
「本当に人形なのかな?」と不思議そうな子、タッチをしてうれしそうな子・・・。
人形劇が終わってクラスに戻ってから「たのしかった~!!」
「ひよこがかわいくて好きだったな~」「大男こわかったけど顔がおもしろかった」
「ハンス強くてかっこよかった」「最後の結婚式が嬉しかった」等々。
掛川中央幼保園では、演奏家を招いて
年3回のコンサート(H30年度はコルネット・ハープ・オカリナ)と
プーク人形劇の観劇をしています。
「本物を子ども達に」と創立以来ずっと継続している活動です。
本物を見る子ども達の目はキラキラ輝き、お話の世界に引き込まれていました。
ビデオやDVDで味わうことのできない「演じる側の息づかい」と
「見ている側との一体感」があり、本物の力はすごいなと感じた1日でした。
(石&莉)