2018.12.26
もちつき会をしました
昔、年末になるとどの家からももち米を蒸かすいい匂いや
ペッタンペッタンともちをつく音が早朝から聞こえてきたものです。
時代と共にもちつき器に替わりましたが、今でも祖父母の家でやるという子も
少しはいるようです。
日本の伝統行事でもある杵と臼を使ったもちつきを
掛川中央幼保園では創立以来行っています。
前日手慣れた手つきで若い職員がもち米を洗っています。
(家でも手伝っているのかな?)
当日は保護者会の役員・学級委員が総動員でお手伝いしてくれます。
もち米が準備できる前にあんこ玉ときな粉作りです。
1㎏のあんこを50等分。大きいのあり、小さいのあり・・・。
おしゃべりもせずみんな真剣そのもの。
厨房から蒸しあがったもち米が到着しました。
まず、杵でもち米をつぶしています。
もちつき器の方も蒸しあがってきました。
さあー!いよいよ年長さんの出番です。
乳児・年少・年中の子ども達も応援にホールに集まってきました。
年長児のおもちをつくリズムに合わせて「よいしょ!よいしょ!」
のかけ声がホールに響いています。
思いきり杵を振り上げ1人でつく子もたくさん居ました。
最後は大人2人でつき手と返し手の絶妙なコンビで仕上げます。
つき上がったおもちや丸めたおもちに興味津々。
つきたてのおもち3㎏を100ケにまるめます。
手際よくじょうずに丸めているお母さん!おみごとです。
きな粉も2度づけをしてしっかり味をしみ込ませています。
学級委員さんにおもちをクラスまで届けてもらい、いよいよあんこもち作りのスタートです。
事前に粘土で練習した学年もありましたが、実際やってみるとおもちがなかなか伸びません。
じょうずにあんこが入った子、かしわもちのような子、あんこがみえている子等々ですが、
味にかわりはありません。
「できたてをパクッ!」「わーおいしい」とみんな大満足。
自分であんこを入れて作った「あんこもち」は最高の味。
おもちがビヨヨーンと伸びている子もいます。
保護者会役員さん・学級委員さんには午前中手伝っていただき、全員分のおもちを作ることができました。
ありがとうございました。