2012.12.10
日本の文化に触れよう(^O^)
★日本の文化に触れよう~お茶会~H24,11,27
『日本の伝統文化に親しんで欲しい』と保育園園長志村房子先生が今年も年長児にお茶会を開いてくれました。大人でもこういった機会に参加することはなかなかないですよね。子どもたちも“お茶会”ってどういうものなんだろう”と初の体験にドキドキ・ワクワクです。(*^_^*)
赤いもうせんを敷いた会議室が和室に変身!!着物を着たいつもと違う雰囲気の志村先生の登場に子どもの中から『ワァーー!!』という声が上がったり、女の子は、見とれてしまう子もいましたよ♪
神妙な顔で赤もうせんに座った子ども達は緊張した面持ち。最初は白い紙の上に乗った『志なの路』という和菓子を食べました。食べ終わったあとの包みは、お菓子の下に敷いてあった紙(“懐紙=かえし”というそうです)と一緒にたたみます。「お家の人に、これ食べたよって見せてね」と伝えて持ち帰りました。
お茶が自分の前に来たらおじぎをして、隣の人に「おさきに」とご挨拶をしてから両手で飲みます。少しづつ飲む子、一気に飲み干す子、いろいろでしたが部屋に戻って聞くと「お茶の色が濃かった」「お茶泡立ってだ」「おいしかったけどにがかった」「お茶を飲んだ後に緑が残った」などいろいろな感想が聞かれました。
お茶をいただいたあと、空いた茶碗を取りにきてくれた方に、“ごちそうさまでした”の意味を込めておじぎをします。この間じっと正座しているのはなかなか大変です。だんだん背中が丸まってきたり、足が崩れてくる子もいましたがなんとか25分頑張っていました。
次の日に家庭学級のお母さん方にお茶を出すお役目があるので、その練習をしました。ふくさを左手に持ってお茶を乗せ、お客様にお出しします。ちょっときどって(おすまし)ひとつひとつの動作をする子ども達は真剣な顔。
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★H24、11、28 家庭教育学級
いよいよ今日はお母さん達をお茶会にお招きする日です。
まず、たんぽぽ組がお皿に乗せた和菓子をお母さん達の前に置いていきます。
おいしそうに召し上がっていますね♪
次はさくら組さんが、ふくさに乗せたお抹茶をこぼさない様に緊張した様子で運んで行きました。お母さんに「ありがとう」と言われほっとした表情に…。昨日お味噌汁で練習してという子もいました。お母さん達も隣の人に「おさきに」とご挨拶をしてから、飲み干していました。
最後はすみれ組さんがお茶わんを片付けに行きます。落とさない様に慎重に…。肩に力が入っている子もいましたが無事お役目を果たしていました。
お茶会の最後は、お母さん達が自分でお茶をたてて頂きました。普段ゆったり過ごす時間の少ないお母さん達にとっては、良い体験になり日本のお茶(和)の世界を知るいい機会になったのではないでしょうか?
志村先生と4人のお弟子さんありがとうございました(*^_^*)
(石&教)