2011.04.02
H23年度 保育園部入園・進級式を行いました(^◇^)
平成23年度、掛川中央幼保園は開園3年目のシーズンを迎えました。
本年も、これまでの2年間を十分に糧にして、大人の都合では無くて、いつも子どもたちの育ちを第一に、子どもたちのことを中心に考える園を目指し、教職員一同心を一つにして全力で保育に臨みたいと思っています。子どもたちを取り巻くすべての皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
さて、と言う訳で本日4月2日は、早くも保育園部の入園・進級式が行われました。保育園部に在籍する0歳児~5歳児の子どもたちが揃って登園して、新しいクラス、新しい仲間、新しい先生たちと初めての顔合わせの日であります。本日はその様子を少しレポートしたいと思います。
・・・登園~受付
保護者の皆さんと一緒に登園です。ポカポカと春らしい陽気のとっても良い天気でしたね。玄関の看板で記念撮影をされている家族が沢山おりました。
新しいお部屋へ
乳児のお部屋は、普段は広いのですが、保護者の皆さんが入るとちょっと狭く感じるかもしれませんね・・・(>_<) でも、式が始まるまでおもちゃやお家の人と一緒に楽しく遊んでいますね。
幼児のクラスは、自分の席にちゃんと座って待っています。保護者の方にも、ご自分の子どもの机の場所やロッカーの場所を確認して頂きました。
ホールへ移動
間もなく開式となりますので、みんなでホールに移動します。乳児の子どもたちは、お家の人と一緒にホールに来てもらいます。
乳児クラスのみんなは、ホール前方にお家の人と一緒に座り、幼児クラスのみんなは、椅子に腰かけます。年長すみれ組のみんなは、さすがに一番大きいだけあって、しっかりと自分の場所に座れましたね。
開式~手遊び「いないないかくれんぼ」
手遊び、「いないないかくれんぼ」を先生と一緒に行うことで、子どもたちを集中させます。ちなみにこの曲は、前理事長・小澤辰幸(おざわたつゆき)作曲でCD化もされておりますので、当園で演奏するということは、ほぼ、オリジナルということになりますね(^_-)-☆
はじめのことば~理事長先生のおはなし
いよいよ、掛川中央幼保園保育園部 第3回入園・進級式が始まりました。はじめの言葉に続き、理事長先生のごあいさつです。
・・・子どもたちには、「4月から新しい年度が始まりました!また、みんなで元気いっぱいあそぼうね!」・・・保護者の皆さんには、「・・・掛川中央幼保園は、幼稚園でも保育園でもなくて『幼保園』なんです。・・・子どもたちが幸せになれることを常に追求し、子どもたちが健やかに育つために、周りの大人の皆さん、是非ともご協力をお願いします」
保護者会会長さんのおはなし
保護者会会長さんも、おはなしをして下さいました。「・・・掛川中央幼保園は、子どもたちのことをとても良く考えて下さる素晴らしい園です。・・・皆さん、子どもたちの保護者として、子どもたちの未来のために、園にたくさん協力をしていきましょう!・・・」
お客様のおはなし~お客様のご紹介
本日は、沢山のお客様がご来園下さいました。代表して、社会福祉法人くるみ学園福祉会の監事・落合登さんにご挨拶を頂きました・・・。「保護者のみなさん、掛川中央幼保園には、素晴らしい先生たちが沢山います。どうか園を信頼して、園とお子さんと保護者の皆さんが一緒になって、大事な子どもたちを育てていってください。・・・」
その他、来て下さったお客様を、お一人お一人理事長からご紹介させて頂きました。掛川中央幼保園は、学校法人と社会福祉法人という二つの非営利法人が混合で運営する、という書類上では大変複雑な施設であります。ですから、普通の株式会社等とは異なり、その運営方法にも様々な制約が存在し、また、国や県・市といった行政とも密接な関係を保っていかなくてはなりません。そのためには、どうしても多くの方々のご協力がなくては成り立たないのです。
本日ご来園の皆様、ありがとうございました。今後とも掛川中央幼保園をよろしくお願いいたしますm(__)m
担任紹介~園歌
ちょっとムズカシイ話が続いたので、ここで気分を変えて、担任の先生たちを紹介しました。掛川中央幼保園には、総勢40人を超えるスタッフがおります。下は20歳から上は〇〇歳まで。様々な年代の先生たちがいます。ご自身が子育て中の先生、子育てはが終わった先生、おばあちゃんになった先生・・・と様々です。
そういった先生集団が、子ども集団を導くプロとして、子どもたちを集団教育の場である幼保園で、来るべき小学校に上がる前の教育を施していこうと思います。つまりは、先生たち全員で、園の子どもたち全員を見守っていこうと考えております。
最後に、みんなで園歌を歌って、掛川中央幼保園第3回保育園部入園・進級式は終了となりました(^◇^)
・・・と、言う訳で平成22年度が終了した後、ほとんど休むことなく平成23年度が幕を開けました。本年度もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
さて、保育園部に在籍する子どもたちの多くは、保護者の皆さんの就労の関係等で、どうしても大人の都合に合わせていかなくてはならない部分があり、子どもたちの生活が後回しにされてしまうという傾向にあると思います。もちろん、そういった足りない部分(=家庭保育に欠ける部分)を補って、子どもを育てるのが保育所という施設であり、当園としても子どもたちの幸せのために、出来る限りのことはしていきたく思います。
しかし、どんなに園の先生たちが頑張って愛情を注いだとしても、子どもにとっての「本当の親や、祖父母といった肉親」である皆さんにとって代わることは出来ないでしょう。人間の、目に見えない親子の絆や信頼関係というものは、とても深いものですから、そう易々と他人が介入出来るものではないからであります。そういった絆や信頼関係を構築していく時期が、まさに乳幼児期であって、親に注がれた愛情に比例して親子の絆とはますます深まるのではないかと思われます。言ってみれば、この時期の子どもたちにとって最も必要なことは、親の愛情に勝るものは無いのでしょうね。
掛川中央幼保園も開園3年目を迎えました。これからは、今まで以上に、本当の意味での子どもたちの未来を考え、子どもたちにとって、「今、何が一番必要なのか」 「どうしたら健やかに育つのか」をいつも考え、職員一同意で意思統一をして保育を実践していきたいと思っています。そのために、保護者の皆様に色々なお願いをすることになるかもしれませんが、どうか今後とも、子どもたちのために、ご理解とご協力をお願いいたします。
(学)くるみ学園 (福)くるみ学園福祉会
理事長 小 澤 直 明