掛川中央幼保園

お茶会が行われました!!

2014.12.01

お茶会が行われました!!

11月27日(木)年長児お茶会が行われました。

日本の伝統の文化のひとつでもある「お茶会」を子どもたちに体験させたいと保育園部前園長の志村先生お弟子さん4人がお茶会を開いてくださいました。赤い毛氈を敷き花を飾った部屋はお茶室に変身!! 「和風っぽいへやだった」と子どもも…。

一礼をして部屋に入ってきた子どもたちはいつもと雰囲気の違う部屋に少し緊張気味!!

志村先生の「ようこそおいで下さいました。お待ちしておりました。お菓子とお茶でごゆっくりどうぞ!!」 「今からお茶が出てきます。ウーロン茶かな?紅茶かな?」

「実は今日のお茶はお抹茶です」  「お隣さんにお先にと言ってから飲んで下さい」

まず担任の先生が「今日はたいへんよいお席に入れていただきましてありがとうございます」と志村先生に御挨拶してからお菓子をいただきました。「旅まくら」という焼き菓子が白い紙の上に乗っています。「あんこいっぱいのお菓子が一番おいしかった」「ごまがついていた」等々…。 白い紙と包装のビニールはポケットに入れて持ち帰りました。(お家で話題になりましたか?)

サアー! いよいよお抹茶をいただきます。着物を着たおばさま方が「どうぞ」と運んでくださいます。隣の人に「お先に」としっかり言っていました。お茶碗の下に布(ふくさ)を持っているのに気付いた子もいました。

一口飲んで隣の子となにやらコソコソ…。何を話しているのかな?

グッグッと飲み干す子もいれば少しずつ少しずつ飲む子も。

飲んだ瞬間「アー!苦い」という表情。口をぬぐっている子も!でも口に出して言う子はいませんでした。部屋に戻ると

「苦かったけどおいしかった」「あわがあった」「あったかかった」「色が違った」「味わって飲んだ」

と色々な声が…。

子どもたちが順番に飲んでいる間、舞台裏は大忙し。

「茶せん」でお茶をたてる音をじっと聞いていた男の子が「シャッ シャッ て音がした」

「竹でできているものがお茶碗の中に入っていた。面白かった」とついたての隙間をじっと観察している子も。

全員が飲み終わるとお茶碗を集めに来てくれました。「ありがとう」の気持ちをこめて一礼します。

「お茶碗の絵や色がいっぱいでかわいかった!」

退室するまで20分おしゃべりもせず正座をしていたので志村先生に褒めてもらいました。

短時間でしたが、普段とは異空間の「静」の時間の中にすっぽりと入ったひとときでした。

貴重な体験ありがとうございました。

(石&夢)

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