2010.10.05
H22.10.5(火)♪♪ハープ&フルートコンサート♪♪
今日、年中・年長さんは”ハープ&フルートコンサート”を鑑賞しました(^-^)
くるみ幼稚園では、こういったコンサートを保育の中に積極的に取り入れており、ほぼ毎月のようにプロアーティストによる演奏会を行います。人は、きれいな音楽が聞こえてきますと、自ずからそちらに耳を傾けますので、子どもが小さいうちに素敵な音楽をたくさん聞かせて、徐々に彼らの集中力を養っていくことがねらいのひとつでもあるのです。入園して3年経つころには、かなり長時間の演奏でも集中してしっかりと聞くことが出来るようになっている、というわけなのです。
…しかし、この際に使用する音楽は、「本物」でないと効果は半減してしまうのでしょう。
さてさて、本日のプログラムは、ハープ北村直子さん、フルート篠田文さんのお二人による6曲の演奏です。先に年中さん、次に年長さんと2回の公演をしていただきました。お家の方々の参加も自由でしたので何人かご来園下さいました。ありがとうございました。
ハープという楽器は、柔らかくて美しくとっても素敵な音色を奏でます。ハープを初めて見るという子どもたちも、その大きさと音色に興味津々でした。もちろんフルートの甘く透き通った音色も、ハープとの相性はバッチリでしたね。子どもたちはみんな集中していて、おしゃべりしないでしっかりと最後まで聞いてましたよ(^○^)
みんながいつも歌っている大好きな歌を、ハープとフルートの伴奏で元気に歌いました。普段のピアノとまた違った感じがして、面白く感じた子どもたちも、きっといるでしょうね(^O^)
そして何と何と、今回はくるみ幼稚園の先生たちも、歌い手として登場です! 「ふしぎないしうす」という話があるのですが、それに前園長おざわたつゆきが作曲したものを、楽しくお話を表現しながら歌ってくれました。前園長は生前、この曲を自分で歌って子どもたちに聞かせてあげたりしておりましたが、彼亡き後もその歌う心は園の財産としてしっかりと受け継がれていると言えると思います。子どもたちも、普段とは違った先生たちの堂々たるカッコイイ姿を見て、聞いて、興味津々・大興奮でした!\(^o^)/
年中・長とも、6曲+ハープの説明を合わせて30分程度のコンサートではありますが、子どもたちにとっては、とっても楽しくちょっと珍しい、でも素敵な活動でした(^-^)
こういったコンサート活動は、まさにくるみ幼稚園の特色のひとつであります。先にも書きましたが、本当に素敵な音楽には、人を惹きつける力があり、音楽を聞くことで、心を揺さぶるほどの感動を受けたことは誰にでも少なからず経験があるのではないでしょうか?
これからの将来、無限の可能性を持つ子どもたちに、この素晴らしい経験をするチャンスをできるだけ多く与えることは、私たち大人の使命であると考えます。当園は、こういったコンサート活動を30年以上行い続けておりますので、園には子どもたちのためのそれらのノウハウがたくさん蓄積されており、その土壌が既に確立されていることは言うまでもありません。
誤解を招く恐れがありますのでちょっと書かせて頂きますが、こういった活動は、”プロの音楽家を育てるため”という訳では決してありません。あくまでも音楽という素敵なモノを通して、子どもたちの情操教育を行っていくと同時に、聞く力を育てることが大きなねらいなのです。音楽を上手に聞いて楽しめる子は、他人の話もしっかりと聞けるようになってくるんですよ。
しかし昨今、この「聞く」という行為は日本人に低下している能力のように思えるのは私だけでしょうか…(T_T) 相手の話をちゃんと聞ける人は、やっぱり人間的に素敵ですよね(^○^) (直)