2010.10.15
H22.10.15(金)年中さんの”パンやさんにおかいもの”(^O^)/
♫パンやさんにおかいもの♫という、阿部直美さん作詞・おざわたつゆき作曲の手遊びうたがあります(*^_^*)
♪パン・パン・パンやさんにおっかいもの~~…♪ではじまるこのうたは、保育現場でとても良く歌われておりますので、きっとご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか? 当園でも、作曲者自身が前園長ということもあり、当然保育の中に積極的に歌を取り入れており、ほぼ日常的に使っております!(^^)! 子どもたちも、このうたが大好きで、よ~く園でも歌いながら手遊びをしているんですよ(^v^)
今日は、何と何と、そのうたのとおりに、年中さんが本物のパン屋さんに買い物に行ってきちゃいました! 今回はその様子を少しお届けしましょう(^O^)/
園を出発し、みんなで一緒に歩いて掛川市西町のアンデルセン(三河屋商店)さんに向かいます。途中には横断歩道があったり、信号があったりで車も通りますから、みんなで交通ルールを守り、横断歩道は手を上げて注意しながら渡りました(*^_^*) 頑張って歩いて、いよいよパン屋さんに到着です。
店内には、美味しそうなパンがいっぱい並んでいました! ♪サンドイッチにメロンパン ねじりドーナツ…♪本当に色々な種類のパンがあって、どれもこれもおいしそう~ぜーんぶ欲しくなっちゃうよね~(^◇^)
三河屋さんのご厚意により、幼児用サイズのパンを特別に焼いてもらい、トレーに並べてくれてありました。 たこぱん・どーなつ・めろんすてぃっく・かれーぱん…(^◇^) どれもおいしそうで迷っちゃう~(>_<)
好きなパンを選び、いよいよレジで会計です。お家から持ってきたお財布からお金を出して「これ下さい!」と言うだけの、大人にとってはほぼ日常的な行動なんですが、子どもたちにとっては、きっとドキドキの体験ですよね(*^^)v
買ってきたパンは、お昼の時にみんなで一緒に食べました(^v^) 自分たちで選び、自分たちがお金を出して買い、自分たちで大事に園まで持ち帰ってきたパンはとっても美味しいね!
今回は、特別な行事と言う訳ではなくて、園の日常的な保育内容をつづってみました。くるみ幼稚園での保育活動は、本当に多岐に渡って行われており、そのほとんどすべての活動には当然のことながら教育的ねらいが含まれています。
今日の「パンやさんにおかいもの」も既に10年以上継続して行われている活動ですが、パン屋さんまで頑張って歩くこと、交通ルールを守ること、お金を実際に使って買い物をすること、自分で買ってきた物をみんなと一緒に美味しく食べること…等などの沢山のねらいや目的が含まれています。
今まで漠然と、楽しいから”パンやさんにおかいもの”という曲で手遊びを行ってきた子どもたちは、今日のこの経験をすることにより、実際に「パンを買う」ということがどういうことなのかをきっと実感として理解してくれたことでしょう。今後この曲をうたうことが、ますます楽しいものになることは、想像に難くありません。
さてさて、作曲者おざわたつゆきには、このような子どもたちの日常に即した手遊びうたから、うんどうかいの時にご紹介したような”なわとびたいそう”やオペレッタ等の保育で使用する曲などが、故人の言葉をそのまま引用しますと、推定800曲位はあります。くるみ幼稚園でも前園長亡き後も変わらず、故人の作曲したあそびうたを沢山使用しております。
くるみ幼稚園の教育計画に「文化のかおりをはなつ 楽しい幼稚園」というものがありますが、こうした園児の楽しい日常生活をつづった音楽を園外に放つということが、まさに”文化のかおりをはなつ”行為と言えると思います。当園では今後も、私立幼稚園として少しずつ積み重ねてきたこれらの素晴らしい「幼児の文化」を大切に継承し、後世に伝えて行きたいと考えております。保護者の皆様にも、園が大切にしている各種活動をご理解いただき、そして子どもたちと一緒になって楽しんで頂きたいと思っております(*^_^*)
(直)