2010.11.19
くるみ幼稚園 リズム発表会について①(発表会の歴史)
平成22年12月4日(土)には、掛川市生涯学習センター 大ホールにて、くるみ幼稚園 第49回リズム発表会が行われます。くるみ幼稚園の行事の中でも最大級のものであり、現在園では、子どもたちも先生たちも一丸となって練習や準備を行っているところです(^O^)
これから、この場で何回かを費やしまして、リズム発表会に関する様々な情報を皆様に発信させて頂き、くるみ幼稚園のリズム発表会とはどんな行事なのか? どうやって作っているのか? 子どもたちはどうやって発表会を行うのか? 鑑賞する時のポイントは? などなど、色々と皆さんに知って頂き、また違った角度からこの発表会をお楽しみいただけたら幸いに存じます(^○^) どうぞ発表会までお付き合い下さいませm(__)m
くるみ幼稚園リズム発表会の歴史
くるみ幼稚園をご卒園された方は、以下をご覧いただいて、ご自分の小さいころを思い出すのではないでしょうか? かく言う私も卒園児ですので、「そう言えばそうだった!」と思い出すことが多々あります\(^o^)/
リズム発表会は、開園の時から毎年欠かさずにずっと行っている行事ですので、今回で49回目です(^○^) 過去の発表会を、当時のプログラム等の記録資料から発掘しますと、記念すべき第1回は、昭和38年3月2日・3日の二日間で行っており、場所は園の”遊戯室”でした。
第2回目以降は、たぶん園の遊戯室では狭かったのでしょう、西南郷小学校中央新館大音楽室で行われました。現在の掛川市立中央小学校だと思います。この後、昭和46年開催の第10回までは、同校の大音楽室をお借りして行っていたようです。
第11回の昭和47年度からは、掛川市文化センターに場所を変え、第20回の昭和56年までの期間、そこで行われました。今はもう無い施設ですし記憶が定かではないのですが、舞台があって、床に座って見ていたような気が・・・ 小学校の体育館のような感じ・・・ だったように記憶しておりますが、どうだったでしょうか?
そしてその後、昭和58年に掛川市生涯学習センターが完成した後は、ずっと同大ホールで行っており、現在に至っております。学習センターでの開催は今年で28回目となるのですが、同センターでそれだけ長く続いている行事は、他にはそうそう無いようですよ。それこそ成人式とか・・・
発表会を行った時期は、最初の年こそ年度末に行っていますが、後は概ね11月の終わりから12月の始め、つまり2学期の後半に行っています。「行事の2学期」とよく言われるのですが、2学期前半に運動会、後半に発表会というパターンは、現在全国的にも多く見られるようですので、くるみ幼稚園も試行錯誤をしながら、結局はそこに落ち着き、以降は、12月の第一土曜日に定着いたしました。
行事名が今の「リズム発表会」になったのは、第11回から。その前までは「動きのリズム発表会」や「うたとリズム発表会」という名称でした。文化センターに場所を移したのと同時に変えたのかもしれませんね(^○^)
さて、内容の方を少し紐解きますと、演目は、最初のころはいわゆる”おゆうぎ”が主です。先生がピアノを生で演奏して、それに合わせて子どもたちが可愛く踊る姿が目に浮かびますね(^-^)
また、現在の様な形態の器楽合奏も、小規模な形であったようですが、歌や合奏を、色々な楽器を使って大がかりに・本格的に行い出したのは、たぶん前園長小澤辰幸が園に入った後の、昭和50年以降からだと思われます。それから、現在は行ってはいない、オペレッタ形式でない、「劇」があるのも面白いですね。
次回は、何で幼稚園では発表会を行うのか?子どもにとって何で発表会が必要なのか、というそもそも論・基本的なことからお話しさせて頂きたいと思います(^-^)
(直)