くるみ幼稚園

くるみ幼稚園 リズム発表会について⑧(まとめ)

2010.12.01

くるみ幼稚園 リズム発表会について⑧(まとめ)

『リズム発表会について』のまとめ として

 

7回にわたって、くるみ幼稚園リズム発表会について様々なことを書かせて頂いてきました。中には少し堅苦しい論文のような記述もあり、写真等の画像が少なくて、読んでいてあまり面白くなかったかもしれません(+_+)     その点につきましては、今後加筆修正をしていく予定ですので、どうかご了承ください。

 

さて、今まで読んで下さった方はきっと感じて頂けたと思いますが、やはりくるみ幼稚園にとってリズム発表会とは、かなり力が入る行事であります(>_<)  ・・・だからと言って普段の保育や他の行事の手を抜くという訳では決してありませんので・・・ご安心ください(^○^)

なぜ力が入るのかを考えてみますと・・・、 まずは設立者の初代園長が、当時にしてはハイカラで音楽が好きだったこと、2代目園長は自身が音楽家でもあり、乳幼児の世界では名の知れた作曲家・専門家であったこと、ゆえに自然と音楽が好きだったり得意な教職員やプロ音楽家がくるみ幼稚園に集まったこと、さらに、園を飛び出して立派な外部施設で行うため、大勢の目に留まり自ずと気合が入ること・・・等の理由から、「素晴らしいモノにしたい!」という共通認識が園全体をやがて支配し、それが良い意味で子どもたちや保護者の皆様方にジワジワと伝わって、やがて奔流となり、全員が一丸となって、一致団結して素敵な行事を行おう! これをもっと良くしていこう! という、みんなの「絆」のようなモノが出来てきたのかな?・・・と、想像しております(^v^) 

もちろんこの「絆」も、一朝一夕で出来たものではなく、40数年!という長きにわたって徐々に色々な試行錯誤をしながら、失敗や反省を繰り返してだんだんと築いていったものであり、その点は先人の様々な苦労や努力がしのばれますね・・・(>_<)

 

私のひいき目が多分に入っているのでしょうが、くるみ幼稚園リズム発表会は、様々な面から見て、かなりハイレベルな幼児たちの催し物であるだろうと自負しております。もちろん、主役は子どもたち全員でありますので、園が行う発表会に対する外部からの評価は、子どもたちが、子ども集団としてどうなのか? 輝いているのか? 子どもらしく生き生きとしているのか?・・・に尽きるのでしょうが、くるみ幼稚園の子どもたちは、みんながみんな素晴らしいと、毎回毎回思わずにはいられません(^-^)

この発表会を子どもたちみんなで一緒に経験することで、彼らは飛躍的に成長をしてくれるでしょう。それは、学習センターのまばゆいスポットライトを浴び、色とりどりのきれいな衣装を身にまとい、1000人以上のお客様が見守る中で、堂々と自分たちの演目をやりきったことに対する、ある種の自信の現れなのでありましょう(^O^)

 

もちろんそこに至るまでには、子どもたちの数だけ彼らなりの葛藤や頑張りや努力があったはずで、中には、思うように出来なかったり、本番でちょっと失敗して悔しい思いをするケースもたまに見られます。でもそれは、それほど問題ではないと思っています。

なぜなら、これは前にも書いた通り、生涯学習センターで行われるとはいえ、くるみ幼稚園リズム発表会は、あくまでも通常保育の延長線上であるからです。子どもたちは保育の中で色々な経験を積んで成長していくわけで、発表会は言わばそれらの一断面であり、本番で失敗したから駄目だという訳では決してありません。彼らの人生はまだまだこれからなのですから、幼児期にしかできないこの貴重な経験を、その後の人生に生かしていってほしいというのが、教職員一同の共通した願いであります。

この子どもたちの健やかなる成長を願う思いは、くるみ幼稚園が創立以来ずっと変わっていないものでありましょうし、これからも変わらないでしょう・・・ いえ、変えてはいけないと思います。ですから私たち幼児を教育する現場にいるものは、未来の日本を背負って立つ大人になる、現在の子どもたちをしっかりと地に足付けてじっくり育てる使命と意義を十分に認識し、今後も真摯に子どもたちに向かい合っていかねばなりません(^○^)

 

実は、平成23年度は、当くるみ幼稚園創立50周年を迎えます。

子どもたちに幼児教育を行ってきて既に半世紀、そして5000人以上の卒園児を輩出してまいりました\(^o^)/ 私がリズム発表会についてこれだけ紙面を割いたのも、50周年を迎えるに当たって、リズム発表会の総括をする必要があると思ったからという理由が大きいでしょう。50年というのは大きな節目でありましょうし、ここで園の様々なことを見直し、これからの未来につなげていかなくてはならないでしょうから・・・。

現在、子どもを取り巻く社会環境は、昔と比べてかなり大きな変化をしております。掛川市も、幼児教育振興計画を推進し、ここ数年で子どもたち自身の処遇は大きく変化いたしました。でもそれは、多分に大人の都合に左右されているからなのか、必ずしも子どもにとって良いモノ・素晴らしいモノとは言えないような気がします・・・。 しかし、子どもたちとは将来を担う大切な人材なのですから、教育をおざなりにすることは絶対に出来ないと思います。

ですから、くるみ幼稚園は今後も、このリズム発表会に代表されるような素敵な幼児文化を継承し、そしてこれを未来につなげていこうと強く思っております。皆様にも是非ともご一緒にその「わ」に加わって頂きながら、これからも一緒に素晴らしいものを作りあげていきたいと思います\(^o^)/ その際にはもちろん、みんなが楽しい幼稚園であり続けたいですよね(^O^)

 

これからも、皆様方のご助力のほど、よろしくお願い申し上げますm(__)m

 

              学校法人くるみ学園 くるみ幼稚園 理事長/園長 小澤 直明

 

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くるみ幼稚園について

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豊かな体験に基づいた創造をうながす教育環境と、計画的・組織的な具体的教育内容が準備されている教育機関であり、子どもたちの「生きる力」の基礎を培ってまいります。

子どもたちは、「あそび」を通して、集団という環境に入ることで、色々な体験をして成長していきます。

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