2011.07.01
どろんこあそびについて
今年は6月の終わり頃からものすごく暑くなり、もう梅雨が明けたのでしょうか? とも思われる程の暑い暑い日差しが注ぐ日が続いておりますね(>_<) くるみ幼稚園の子どもたちは、そんな暑い中でも毎日元気に遊んでいます。
さて、現在主な保育活動としてはプール遊びを取り入れておりますが、今回はそのプール活動へとつながる保育、プール活動の前段階の保育=どろんこあそび をちょっとご紹介したいと思います。
どろんこあそびは、くるみ幼稚園の砂場を使用し、年少から年長までの全学年が、大体6月の初旬から中旬ころに行います。保育のねらいとしては、戸外で友だちと一緒に思いっきり体を動かして遊ぶ、汚れを気にしないでダイナミックに体を使う、6月後半から始まるプール遊びへつなげていく・・・などが考えられ、子どもたちがとっても楽しみにしている数多くの活動の一つなんですよ\(^o^)/
当日は思いっきり身体を汚しながら遊びますので、汚れても良い服やタオルなどを事前に用意しておいてもらい、天候や気温の状態を見ながら・・・、さあ活動開始です!(^−^)
上記は年少さんのどろんこあそびの様子です。年少さんくらいですと砂場遊びが大好きですから、普段砂場で遊んでいる子どもは、他学年に比べて年少さんが多いように見えます。まだ年齢が小さいと、友だちと関わって遊ぶよりも、一人で遊んだり、他の子どもと関わっているように見えても実は関わっていない、いわゆる平行遊びだったり・・・(^○^)
・・・ですから、今回のどろんこあそびもその砂場遊びの延長であるような遊び方をしていますよね(^◇^)
ところが、これが2学年上の年長さんになると、こんなにたくましくなるんですね〜(^−^) 男の子も女の子も一緒になって、まさに思い切り身体を動かします。子どもたちみんながとっても楽しんで遊んでいる様子がわかるでしょう? もちろん保育者も子どもたちと一緒になって、水かけっこならぬ”どろかけっこ”をしたりして存分に遊びます。
どろんこ風呂に入ったり、すなの中に埋まっちゃいました(+_+) お風呂を作るために穴を掘ったり、砂に埋まるためには、当然ながら他の友だちとの共同作業が必要になる・・・つまりはそこで人と協力したり助け合ったりすることが自然と身に付いていくわけですよね(^○^)
最後はみんなで記念撮影! 子どもたちのとっても楽しそうな表情がうかがえますね!
・・・と言う訳で、今回は園の行事というほどのものでなくて、日常の保育を少し紹介してみました。今回取り上げたどろんこあそびひとつとっても、そこにはくるみ幼稚園が長年で培ってきた園ならではの理念とカリキュラムが見え隠れしていると思われます。ですから、ただ単に表面の方法だけマネても、それは血の通っていない保育に陥ってしまう可能性が高いのでしょうね・・・
くるみ幼稚園には、こういった子どもたちを楽しく遊ばせて無理なく伸ばすカリキュラムが満ち溢れています。当然これは一朝一夕に出来たものではなく、多くの子どもたちと直接触れ合い、普段の保育を常に反省してそこに考察を加えながら、まさに園が独自に培ってきたものと言えるのでしょう。そしてこれらのものは、公立学校と違って頻繁に先生が異動することもありませんので、そのノウハウが先生たち個人個人にダイレクトに蓄積されていきます。これは私立幼稚園の強みと言えると思います。
そろそろ平成24年度新入園児募集に関する情報が各園から出ておりますが、今や掛川市内では少数派になってしまった、純粋な幼児教育を行うくるみ幼稚園の教育方針を、保護者の皆様には是非ともご理解・ご賛同いただき、園に足を運んで下さることを一同願っております。
(直)