2011.07.21
年長さんの”一泊保育”②
・・・くるみ幼稚園の『年長さんの”一泊保育”①』からの続きとなります(^○^)
プールでイカダに乗って思いっきり遊んだあとは、園庭でシャボン玉で遊びました。今日は台風一過で、空がとってもきれいです!そのきれいな空に沢山のシャボン玉が舞い上がりました。!!
午前中にあすなろで見たプラネタリウムが「シャボン玉」というタイトルで、幼い兄妹が大きなシャボン玉に乗って星々を旅する、というストーリーでした。
もしかして、そんなことを空想しながらシャボン玉を飛ばしていた子もいたかもしれませんね!(^O^)
さてさて、場所が変わり、今度はつま恋の大浴場にお風呂に入りに来ました(^○^)
男女に別れて、順序良く入りました。みんな、ちゃんと自分の脱いだ服をきちんとたたんで、決められた場所に置くことが出来るんですよ!さすが年長さん!
再び園に帰ってからは、待ちに待った夕食です! くるみレストランに全員が集合して、自分たちが作ったアルミのお皿でカレーを食べます! 順序良くカレーをよそってもらい、全員が揃ったらみんなで『いただきます!』の挨拶です。
今日はあすなろでいっぱい運動して、園に帰ってからもプールでイカダ遊びをして、お友達と沢山遊んで良く動き、良く笑い・・・おなかがペッコペコ(^○^)になったと思います。 沢山おかわりをした子どももいましたよ。
最後は、みんなで『ごちそうさま』のごあいさつです。
みんなが帰った後も、「お当番さん」は、テーブルをきれいに拭いてくれました。
子どもたちに夕食の配膳をして下さったのは、地区委員のお母さんたちでした! 本当にありがとうございました!
・・・夕食が終わった後は・・・(>_<) 子どもたちが色々な意味で期待している「おばけやしき」・・・です。
まず始めに、先生からコワイお話の紙芝居を読んでもらいつつ、こわ~い雰囲気を盛り上げます・・・。みんな食い入るように真剣に聞いてました。「先生こわーい」「おばけなんかこわくないよ!」・・・と、色々な声が聞こえますが、やっぱりみんなコワイんでしょうね。
・・・おばけやしきなんて、小さい子どもを驚かせるようなことをするな!と思う方も、保護者の中にはいらっしゃるかもしれませんが、集団教育の中で、「何かわからないけど怖いもの」「得体が知れないもの」が、この世の中にはあるのだと言うことを、幼児のうちから経験することはとっても大切なことであり、それこそが教育の醍醐味だと私たちは思っています。
だって、人間が万物の霊長を気取り、「この世に怖いものなんて無い!」と思うことこそが、人間の傲慢さを生み、やがてそれは人間関係のひずみや社会の崩壊を招く恐れがあるのでは・・・ないでしょうか? 「畏れ」というモノがあるからこそ人間は真摯になるのだろうし、他者に優しくなれる。それは万国共通で、そういった部分が人間にはあるはずなのです。どうか、ご理解をよろしくお願いいたします。
当然ですが、おばけやしきで子どもの心をダウン↓させたまま就寝させるようなことは、くるみ幼稚園では決していたしません(^○^) 怖いことを頑張って乗り越えた子どもたちに、お父さんたちからキレイな花火のプレゼントです。
お父さんたちが「アチチ!」と言いなが一生懸命頑張って、沢山の打ち上げ花火や吹上花火を上げてくれてました。夜空にきれいに輝いた花火を見上げて、思わず、「わ~スゴイ!」「キレイ!」と言っている子どもたちの晴々した顔が写真からもわかると思います。
・・・この後、子どもたちはお部屋でいよいよ就寝します。 続く・・・
(直)