2011.10.13
年中さんの”パンやさんにおかいもの”(^O^)/
くるみ幼稚園では、毎年10月の中ごろに、”パン屋さんにおかいもの”と題し、年中児全員が、実際に街中にあるパン屋さんまで歩いて赴き、自分でパンを選んで買ってくる、という園外保育を実施しております。
これは、子どもたちが大好きな歌、”パン屋さんにおかいもの”という手遊び歌を楽しく歌うことで日常の保育を徐々に発展させていき、子どもたちと一緒にパンについて知りながら、街中を交通ルールを守って頑張って歩くこと、実際にお店に行って買い物を体験すること、自分が選んだパンをみんなで一緒に美味しく食べること・・・等の、沢山のねらいや目的を含んだ、くるみ幼稚園独自の保育活動として行っているものであります。
詳しくは、昨年の様子を報告したブログがありますので、そちらも合わせてご覧いただくと、より一層理解が深まると思います!↓↓↓
https://www.kurumi.ac.jp/kurumi/state/20101015-155.html
そんな訳で、本日は年中さんが、園から数百メートル先の掛川市西町にあります、掛川アンデルセン(三河屋商店)にやってまいりました(^○^)
さすが本物のお店屋さんです!! 入口には可愛いPOPがありますね・・・。本日は”20%OFFデー”と言うことで、ちょっとお得な日なんですね(^O^)/
・・・ん!何やら「くるみ幼稚園」の表示が・・・
さあ、みんなで一緒にお店の中に入ってみましょう!!\(^o^)/
お店の中には、またまたかわいいPOPがありました・・・(^_-)-☆ とっても素敵なパンのイラストも見られます。
並んでいるパンは・・・りんぐどーなつ・ふらんくふるとぶれっど・めろんすてぃっく・はむろーる・・・ですって!!とっても美味しそうですね!しかも去年と違う種類!! ちゃんと考えて下さっているんですね。本当にありがたいです。 子どもたちに「売る」パンは、三河屋さんのご厚意で、子どもたち用に特別に作ってもらったちょっと小さいサイズのパンなんですよ。
うーん・・・(>_<) ぜんぶおいしそうでまよっちゃうぅ・・・
さてさて、自分が食べたいパンを選んだら・・・ その次は、レジに並んで、お財布からお金を出して、お支払でしたよね。 「これください!」とみんな元気に言えました!(^○^) ・・・中には、パンを選んだと同時に(お金を払う前に)バッグの中に入れてしまう子もおりましたが・・・(>_<) でもこれで、”お買い物”のし方が良くわかったよね(^-^)
さて、突然話は変わりますが、上記の写真・・・道路アスファルト上に、沢山白いキズがついているのがわかりますか?
・・・これ実は、10月7日~9日に行われた掛川祭での、屋台の通った”跡”なんです。掛川アンデルセンのある掛川市西町は、掛川中心部41町に属し、当日は多くの屋台で賑わいました。これを書いている私自身も毎年、くるみ幼稚園の地元で祭りに参加しております。
しかしながら、年々、掛川市もドーナツ化現象等の様々な理由で中心部人口が減っており、それは41町、特に掛川城近辺の町では、とっても深刻な問題になっています。最早、そこに住んでいる人たちだけでは祭りを運営することが難しく、祭青年役員の年齢上限を引き上げるなどの対策を講じたりしているようです。
しかし今やそれだけでは足らず、町によっては、いったん外に出てしまった前の居住者を、祭りの時にだけ呼び戻す等の対処をして、何とかして人を集めないと、屋台の運行すらできなくなってしまう可能性も、近い将来出てきてしまうのかもしれません。これは全国的に社会問題化している、「少子高齢化」・「都市中心部の空洞化」がここ掛川にもやってきていると言えるのでしょうね。
掛川市中心部に位置するくるみ幼稚園としても、それはゆゆしき問題で、やはり町の中心は、それなりに賑わっていないと”寂しい”気がしてなりません・・・。園に通う子どもたちも大好きな「掛川祭」が、長い伝統を保ちつつ今後も継続していくことを、心から願ってやみません・・・。
・・・話が脱線して大変申し訳なかったですが、と、言う訳で子どもたちはパン屋さんから園に戻り、みんなで一緒に買ってきた美味しいパンを食べました(^v^)
(直)