2012.06.07
年長さんのお茶会(-.-)
本日くるみ幼稚園では、年長さんが『お茶会』を行いました。
茶道は、言わずと知れた日本の伝統文化であり、日本の良き礼儀や作法を今に伝える貴重な文化と言えるでしょう。西洋化がかなり進んだ現代日本社会では、普通に過ごしているとなかなか体験が出来ないことだと思います。しかしながら、私たちは”日本人”なのですから、その立居振る舞いや諸作法を知ることだけでも、とっても大切なことだと思います。
子どもたちにも、そういう素晴らしい日本の伝統文化に触れさせたい、という狙いから、本日の『お茶会』が開催される運びとなりました(^○^)
場所は、下俣町公会堂をお借りしました。くるみ幼稚園のすぐご近所、道を挟んで西側に位置しております。場所が変わることで、子どもたちが少しだけ緊張感を持ってくれたら良いですよね(^-^)
公会堂の中では、広い床張り床に赤い毛氈が敷かれ、普段の保育室とは全然雰囲気が違っておりました。子どもたちも”空気を読んで”くれたのか、ふざけるような子は全然おりません。しっかりと正座をして正しい姿勢でお話を聞いてくれています。こちらの狙い通りです(^O^)
クラスの全員が座ると、本日お茶を教えて下さる、志村房子先生が出てきてくださいました。志村先生は、茶道・・・流(スミマセン・・・(>_<)今度正式な名前を聞いておきます・・・) の免許皆伝! ですから茶道の大先生なのです。・・・でも実は、くるみ幼稚園の元教諭であり、現在は姉妹園掛川中央幼保園保育園部の園長先生でもありますので、勝手知ったるモノなのですが・・・(^-^)
本日は、志村先生のお弟子さんもお着物姿で3名も来て下さり、慣れた手つきでお茶を立てて下さいました。
写真からも少し伝わると思いますが・・・、この立ち居振舞いの素晴らしいこと! 足先から指の先までまったく気を抜いてなくて、それでいて自然で美しいこのなめらかな動き・・・(@_@) もちろんこういったことは、一朝一夕で身に付くというものではなくて、何度も何度も練習し、普段から所作を気を付けることで段々と”形”になって来るのでしょうが・・・。
日本人として、是非とも見習いたいものですよね!
子どもたちも、多分、場の雰囲気やカンでそういったことが段々とわかってくると思います(^○^) 普段はめったにお目に掛れないお着物姿の女性を前にして、子どもちはとっても緊張しつつ、ぎこちないところもあったかもしれませんが、みんなとっても良く頑張って、今日は”日本の伝統文化”に触れることが出来ました(^○^)
秋には、今度は大人版のお茶会体験教室があると思います。保護者の皆様もお楽しみに~。
(直)