2012.06.19
こぐまのへや(未就園児親子教室)⑦
今日のくるみ幼稚園こぐまのへやは、マーガレットコンサートを行いました(^u^)
”マーガレット”とは、くるみ幼稚園に在園する子どもたちのお母さんたちで構成している母親コーラスサークルの名称です。このサークルも、大変歴史が古くて、ほとんど創立と同時に発足して、時代に合わせて形を変えながら発展してきました。発足当時の50年前は、とにかく歌の好きなお母さんたちが集まって、リズム発表会等でその歌声をご披露して下さっていたようです。
現在では、30名以上のお母さんが在籍して下さっていて、おおむね学期に一回くらい、子どもたちの前で、練習した曲をご披露下さっています(^◇^) 驚くべきは、そのレベルの高さで、多分、かなりハイレベル・・・なのではないかと。
実は当園は、前園長が音楽の専門家ということもあって、この母親コーラスの黎明期には、前園長(当時は副園長でしたが・・・)が自らタクトを振って直接指導していた時期もあったようですが、現在は、その曲決めから歌唱指導や舞台演出までを、すべてサークルメンバー内で企画構成し、意見を出し合って、年々”すごい”モノを子どもたちに見せて下さっています。
そんな素敵なサークルであるマーガレットの皆さんが、本日はこぐまのへやのおともだちにコンサートをしてくださいました。さて、どんな様子だったのでしょうか?
くるみ幼稚園ホールに、在園児のお母さんたちの綺麗な歌声が響きます。子どもたちも注目です(@_@)
ただ聴くだけでは集中力が途切れてしまいますので、途中に親子で身体を動かすリトミックを入れたりと、演目構成もとっても工夫してくれていますね。
写真のような小道具も、全部マーガレットの皆さんの手作りなんですね。
実は子どもたち集団って、”観客”としては大人集団と全然違ってすごくシビアなのです。と、言うのは、子どもたちにはいわゆる「おあいそ」とか「おつきあい」といったものがまったくないからです。楽しくなければ見ようとしないし、逆にそれが素敵なら食い入るように真剣な眼差しを向けます。従って演者は、子どもの前では真剣勝負! ・・・なんですよね。
そんな子どもたちの興味を惹きつける訳ですから、そういう意味でもマーガレットの皆さんは、色々な工夫や努力を沢山されているんだろうなと思います(^○^)
今日は、おやつもありましたね!\(^o^)/
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・・・「歌を歌うのが好き」
「多くの人たちで一つのものを作り出すのが好き」
「ワイワイ楽しくやるのが好き」・・・
マーガレットに在籍される皆さんの理由は様々でしょうが、『子どもたちに良いものを見せたい!感じてほしい!』という思いは全員共通で、そのパワーが結集して素晴らしいものに昇華していく”証”であるのだと思います。その証拠は、コンサートを直接見た子どもたちの”生き生きとした眼(まなざし)”がすべてを物語っていると言って良いのでしょう。
純粋な「心」をもった子どもたちであるからこそ、手を抜かずに”本物”を提供して、感動を与えるのがくるみ幼稚園教育のモットーであり、マーガレットのお母さんたちは、自ずからそれを実践して下さっております。
今後も、素晴らしい歌声をお聞かせ下さい!よろしくお願いします。
(直)