くるみ幼稚園

チェコ・プラハ子ども人形劇(^○^)

2012.07.10

チェコ・プラハ子ども人形劇(^○^)

今日はくるみ幼稚園に、チェコ・プラハの高校生たちがあそびに来てくれました(^○^)

  

彼らは、国際交流と言うことで日本に来ていたのですが、ひょんなことから人づてでくるみ幼稚園での人形劇公演が決まり、本日の来園となったわけなのです(^-^) 来園者は高校生の他に、大学生や大人たちも交じっていて、自分たちで作った人形劇を披露して下さいました。 さてさて、どんな様子だったのでしょうか・・・(^O^)

  

本日来園した皆さんは、自分たちが通う高校の他に、プラハにある日本語学校にも通い、日本語を学んでいるそうです。昨年一度来日した際に、いたく日本が気に入って、またまた来日されたとか・・・

チェコは、お国柄人形劇が発達しているようですが、今回演じて下さったのはあやつり人形、いわゆるマリオネットです。何と何と、この人形や小道具や背景に至るまで、ご自分たちで製作されたとか・・・。スゴイ意気込みを感じました(^○^)

 

今回の演目は『どすんこ足』。チェコの古いお話だそうです。これのスゴイのは、全部日本語で演じたところ。さらにさらに、ナレーションから何から、人形のセリフも全部日本語でした! 一生懸命日本語を勉強して覚えたみたいです。・・・この人形劇の一種独特の雰囲気に、思わず子どもたちも引き込まれていました(^O^)

    

音楽や効果音も、CD等を使わずにその場で生演奏。素敵なギターのメロディーに合わせてお話が進みました(^O^) 例えセリフの中の日本語が聞きづらくても、音楽で悲しい場面なのか、楽しい場面なのかがわかります。音楽が万国共通たるゆえんですね(^-^)

  

・・・さてこれは、私のうろ覚えなのですが(間違っていたら教えて下さい。)、多分チェコという国は、歴史的に他国から虐げられていた悲しい歴史を持っていて、自由な言論を迫害されていた時があったのだろうと想像されます。チェコでの人形劇の発展は、実はここが大きなポイントで、人々は自分たちが置かれている状況を”人形”に託し、為政者を風刺することでうっぷんを晴らしていた・・・そして人形劇がとても盛んになった・・・と、何かで聞いたことがあります。そうやって”人形劇”が、人々の「身近な物」になっていったのでしょう・・・ と思われます。

     

・・・人形劇鑑賞の後は、チェコの民族衣装を子どもたちに着させてもらいました。可愛いですね(^-^)

   

素敵な劇を見せて下さった皆さんに、子どもたちからプレゼントです。最後は、全員がチェコの皆さんとハイタッチをしてお部屋に帰りました。これには、チェコの皆さんも感動されていましたよ(^○^) 

   

実は年中さんは一緒ににこにこランチを食べたのですが、短時間ですっかり仲良しに(^O^)  だからなのか、いよいよお別れする時は、別れが惜しかったみたいです。

 

今回のチェコとの国際交流は、くるみ幼稚園でも初の試み(他の国はあります。)でしたので、直前までまったく勝手がわからない状態だったのですが、いざふたを開けてみたら、チェコの皆さんはとっても真剣に人形劇を演じてくれたし、皆さん優しいし、高校生たちは意外と恥ずかしがり屋さんだったり・・・(^O^)

短い時間でしたが、今日の演目は、子どもたちの心に残ってくれたかな・・・

                                                         (直)

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