2012.09.29
くるみ幼稚園 第51回 “うんどうかい”(^O^)/②
『くるみ幼稚園 第50回“うんどうかい” ①』からの続きとなります。先にそちらをご覧ください。
9.年少レース
年少児レースは、障害物を飛び越え・くぐりながら一直線に走ります。年中長児よりもさらに単純ですね。ゴールには大好きな先生が待っていて、スタート地点から先生が良く見えるから安心して走れるます(#^.^#)
10.父親競技 ひっぱれワッショイ‼ ムキムキとうさん
お父さん競技の定番は、毎度お馴染みですが綱引き。でもやっぱりこれが、父親らしい”力”が見られますから、お父さん競技としてはもってこいです。大勢のお父さんたちが綱引きをすると、とても迫力がありました!
さてさて、ちょっとここで、”裏方”をご紹介させて下さい。くるみ幼稚園の運動会には、大勢のお父さん・お母さんにお手伝いを頂いております。それは今日の園長あいさつの中でも述べましたし、このブログにも再三書かせて頂いてます。”裏方”のお仕事とは、当然ながらあまり目立たないのですが、実は非常に重要で多岐に渡っているのです。
写真は会場係が次の『なわとびたいそう』に備えてグランド整備をしている風景です。(スミマセン…あまり写真を撮れませんでした…(T_T))この後ラインを引くのですが、”子どもたちの集中力を途切れさせず=みんなを待たせず”、かつ、”より素敵に”子どもたちのパフォーマンスを見せるために、お父さん・お母さんたちはライン引きを何度も何度も練習をして下さいました。
係には他に、用具の出し入れ、子どもたち誘導、会場内整理、放送、出発、審判・・・などなど、沢山あります。皆さんが心を一つにして、子どもたちみんなのことを想って考えて下さり、それに加えてご自身も”一緒に作り上げる楽しみ”を味わって頂けたのでは…?と思います。本当にありがとうございましたm(__)m
11.年長表現 なわとび体操
こちらもくるみ幼稚園定番の、年長児全員による「なわとび体操」です。前園長おざわたつゆき作曲で、当園が真のオリジナル。5歳児の発達状況を考慮した、「集団表現の美」と言えるでしょう。
最初は個々の技から始まり、それが段々と大きな集団になって、最後に全員で大きなメリーゴーランドを作り上げるというその壮大さは、さすがに一番大きな学年だと思わず感心させられます。くるみ幼稚園では「なわとび体操」を、園が作り上げた伝統として、これからも大切にしていきたいと考えております(^◇^)
12.年少親子体操 うちゅうたんけんにいこう
年長児の集団表現を見て頂いた後は、今度は一番小さい年少児が親子で登場です。親子で楽しく体操をする姿は、とっても微笑ましかったです(*^_^*)
13.母親競技 くるみなでしこGo Go Go!!
次は、お母さんたちの出番です。二人で組んでドリブル+パス。二人の息を合わせないと、ボールがどこかに転がってしまい…、なかなか思うように走れなかった方もいらっしゃるかもしれませんが…、でも何より子どもたちが沢山応援していましたね!(^^)!
14.年中表現 グリーンマントのピーマンマン
今度は、年中の表現あそびです。ピーマンマン・バイキン・子どもに扮する子どもたち。力いっぱい踊って表現を楽しみました!
実は子どもたちが体のどこかに着けていたハンカチは、自分たちが作った絞り染めの作品なんです。(*^_^*) そして園庭にただよっていた万国旗さながらの旗は、歴代の卒園児たちが作成したしぼり染めです。 色水あそびから徐々に展開されていく、くるみ幼稚園の”染色”活動も、絵画造形活動として歴史があるのですが、こうやって随所に生かされています。
15.年長 クラス対抗リレー
うんどうかいもあっという間に最後の種目。最後を飾るのはやはり、年長児によるクラス対抗リレーでしょう。子どもたちはこの日のために、いかに速く走るかをみんなで話し合い、先生たちの指導や助言を聞きながら子どもたちだけで話し合い作戦を練って、毎日毎日試行錯誤と練習を重ねてきました。みんな真剣でしたし、そんな子どもたちの表情を見て、お家の皆さんの応援にも自然に熱が入りましたよね(^◇^)
リレーのような一致団結して行う競技を頑張ることで、成功して嬉しかったり、失敗して悔しかったり…という”思い”が子どもたちの心に刻み込まれた活動だったと思います。こう言った達成感や充実感は、何物にも代え難い経験として、子どもたちの心の奥底に蓄積されていくのではないかと思いますし、これが幼稚園における集団教育のダイナミズムと言えるでしょう。
閉会式~片付け
うんどうかいの全種目が終わり、閉会式を行いました。日中は、日差しが強く暑くなりましたが、具合が悪くなる子もケガをする子もなく、無事に運動会を終了することが出来ました(^O^)
くるみ幼稚園の運動会は、子どもたちが集中して競技に取り組めることを考慮し、午前中ですべてが終了するように組み、短時間にたくさん種目を行えるよう、凝縮したり無駄を省いてあります。うんどうかい全体が、みんなでつくる”創作活動”と言えるでしょう。
それらを実行するためには、競技間に迅速な行動が要求され、教員は元より、保護者の皆様のお力をお借りしなくては成り立ちません。逆に言えば保護者の皆さんがいなかったら…もっともっとスケールの小さいものになってしまうでしょう。先にも書きましたが、本日も役員さんをはじめ、地区委員さん、学級委員さん等の皆様にお手伝いを頂きました。この場をお借りいたしまして、再度、御礼のご挨拶を申し上げますm(__)m
毎年思うのですが、お手伝い頂く保護者の皆様のポテンシャルの高さには脱帽です。幼稚園は”学校”ですから、どんな競技にも「教育的ねらい」が存在しますが、それら園側の意図をしっかり汲み取って頂き、さらに”より素晴らしいものを目指す”という皆様の前向きな姿勢は、称賛に値します。
園と保護者との関係が、このように切磋琢磨しながら良い意味で前へ前へと進んでいくのが「教育の理想形」とも言え、これは、50年以上の永きに渡ってくるみ幼稚園が培ってきた、他園にはあまり見られない”特色”の一つでしょう。今後も子どもたちと一緒に、「たのしいようちえん」を感じて頂けたら良いなと思います。
くるみ幼稚園は、子どもたちが楽しい園であることはもちろんのこと、子どもたちを取り巻くみんなが楽しい幼稚園を目指していますので、今後とも、どうぞご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
(直)