2012.11.28
リズム発表会園内リハーサル
くるみ幼稚園では、平成24年12月1日(土)に、自園内ではなく、場所を掛川市生涯学習センターに移し、第51回リズム発表会を行います。くるみ幼稚園のリズム発表会は、当園の特色が最も顕著に表れている行事のひとつだと思いますので、園内は発表会数日前から発表会に向けて非常に活況を呈します。
普段から、保育の中で子どもたちの集中力の度合いを見ながら練習を進めていき、本番数日前には、実際の衣装を見に纏って行う”園内リハーサル”が行われます。
リズム発表会は、自園内開催ではなくて、学習センターという本物の舞台で行いますから、舞台装置や照明も、プロがお金を取って開催する演劇やコンサートやミュージカルと同等と言うことになると思います。そうなれば、例え観客が子どもたちの保護者とは言え、おいそれと「お粗末」なものをお見せすることは出来ません。
…ですから衣装も、色とりどりの、まばゆい、かわいい、カッコイイものがズラリと並びます。
衣装を身に纏うことで、子どもたちのテンションは否が応でも盛り上がりますし、より己の内面を”表現”することをしやすくなると言えるでしょう。
それは何も子どもに限ったことでなくて、大人たちだって、衣装を変えることで”変身”しながら、TPOに合わせて日々の生活を送っているはずです。そういう意味では、こういった舞台経験が後々の人生で必ず生きてくるはずですよね。
また、一緒に練習を頑張った(苦楽を共にした?)友だちと同じ衣装をまとうことで、他者との連帯感や協同と言った社会性がだんだんに芽生えてくるのも、幼児期の特徴ですし、私どもとしては何としても伸ばしたい所であります。
…と、言う訳で、本番の衣装を着けて実際にリハーサルを行ってみました。もちろん、これで”さぁ本番”と言う訳ではなく、このリハーサルで修正すべき点を浮き出させて、出来うる限りの修正を加えていきます。
こうやって、くるみ幼稚園のリズム発表会は、毎年徐々に作り上げられていくのです。
次は、実際の舞台で実際に子どもたちが踊る「舞台リハーサル」を行い、やっと当日を迎える訳です。
「…そこまでする必要があるのか?」と思われる方がいるかもしれませんが、実は発表会の完成度を上げれば上げるほど、子どもたちの成長の度合いは比例して高まっていきます。せっかく子どもたちを飛躍的に伸ばせる土壌や伝統がくるみ幼稚園にはある訳ですから、これを使わない手はありません。
子どもたちが何をやるにしても、”本物”に小さいうちから触れることで、その後の人生において、より深い人間性を築いていってくれるのかな…と思います。
さぁ、いよいよリズム発表会ウィークです。本番まで残す所あと数日!!
(直)